【Background】

  • ニックネーム:T.K(男性・35歳)
  • 留学区分:私費
  • 前職:独立行政法人
  • 最終学歴:国内私立大学、文系 (GPA:3.2)
  • 海外経験:エクアドル2年、オーストラリア語学学校半年、バックパッカーの旅
  • 出願スコア:出願:GRE:310 (V:150/Q:160)、IELTS:6.5

 

【目次】

1: Introduction

2: Why MBA?

3: Preparation for MBA application

4: スコアメイク

5: Essay & interview

6: 学校選択

7: その他

8: Advice and Messages

9: 一言メッセージ

 

【Introduction】

Q. バックグラウンドや職務経験などについて、教えてください。

 鉄鋼商社に新卒で入社、食品部門、鉄鋼部門の営業として4年間勤務。自動車メーカーに転職し海外営業部門の中東や中国担当で4年間勤務。その後JICAの青年海外協力隊でボランティアとして2年間エクアドルの県庁配属となりカカオ農家支援をした。  

【Why MBA?】

Q. なぜ、MBAに行こうと思ったのですか。(そのきっかけや理由を教えてください。)

 社費で派遣された高校の友人の影響。2011年~2012年辺りにMBA留学にチャレンジする友人の話を何気なく聞いてMBA留学に関する本をその友人から借りて読んだ。でも想像を絶する2年間分の授業料と生活費がかかるため自分のお金で行くのは現実的ではなく、しかも現状の英語力で行っても何もできるわけがないなと考える。ESADEのことを知ったのは2013年くらいでなんとなく行ってみたいと思うようになる。月日は流れ、スペイン語や途上国支援に興味があったので2017年に青年海外協力隊で2年エクアドルへ、その後MBA(特にESADE)にチャレンジしてみようと漠然と考えた。 

 

Q. 留学の目的や活動予定について教えてください。

 今後のキャリアについて立ち止まって考えると共にキャリアの幅を広げたい。 世界中から集まる多様なバックグラウンドを持つ学生たちとの交流を通じて、自分の視野を広げたい。 

 

Q. 留学後のビジョンを教えてください。 

 未定。(幅広く業界を見たいと思っています) 

 

【Preparation for MBA application】

Q. MBAを考え始めてから、実際に受験するまではどのようなスケジュールで準備をしましたか。

  • 2018/10 IELTSの単語帳をとりあえず眺め始める。
  • 2019/4 色々あって英語の勉強があまりできず、IELTSの単語帳をやっと終え、IELTSの試験用の参考書を読み始める。
  • 2019/6 IELTSの過去問を解き始める。
  • 2019/7 IELTS初受験、Overall 6.0
  • 2019/8 IELTS2回目、Overall 6.5 (最低7が欲しいところだがESADEは最悪6.5でも問題ないと聞いていたし受験代も高いのでIELTS用の勉強はここで辞める。)
  • 2019/10 エクアドルから日本に帰国すると同時にGREの単語勉強を始める。あまりの難しさに途方に暮れる。
  • 2019/12 MagooshでGREのQの勉強を始める。
  • 2020/1 過去問も解かずにとりあえずGRE初受験(V: 150 / Q: 156)
  • 2020/3末 スコアを上げる必要があったがとりあえずESADE受験に向けてエッセー作成に取り掛かると共に推薦状を依頼。GRE再受験しQは160になった。
  • 2020/4 IELTSとGREを再度受験しようと考えていたがCovidでテストセンターが閉まる。Essayと推薦状を仕上げ出願し、スコアに関して現状の説明をした。
  • 2020/5 Covid特別対応でESADEのオリジナル試験を受けさせてくれた。GREに似たようなテストと英語の文法問題100問のテストを5月中旬に家で受ける、英語の文法問題は超簡単でおそらく満点に近いと思う。面接の連絡をもらい、Zoomで面談。数日後に合格の連絡を受領。 

 

Q. 大学院や受験方法についての情報収集はどのようにして行いましたか。(Info session, OB/OG訪問、Campus Visitなど)

 QSのMBAフェアとAGOSで行われたESADEの説明会で卒業生と交流。 

 

Q. MBA受験準備にかかった費用について、教えてください。

 IELTS受験費用(2回)、GRE受験費用(3回)、AgosのGRE Verbal対策用動画講義、Magoosh(GRE対策)、iKnow!(単語アプリ)、参考書、カウンセラー。 合計70万円程度。  

 

Q. MBA留学にあたって、必要費用(受験費用や、進学後の授業料・生活費等)はどのようにして調達しましたか。

 進学後の授業料・生活費:親や親族に借りた。 

 

【スコアメイク】

Q. 予備校はどこを利用しましたか?

  • なし

 Q. カウンセラーはどこを利用しましたか?

  • Matthew

 

Q. TOEFL/IELTSについて、準備方法、苦労した点、工夫した点などを教えてください。 (科目別(R/L/S/W)の勉強法、使用した塾や教材に対する感想、受験履歴など)

  • IELTS 

とりあえずIELTSの単語をまず覚えて後は参考書1冊、過去問を自習した。Speakingはオンライン英会話で毎日練習した。 

  • GRE

Vは単語と文章が難しすぎて半分運に頼るしかないような状況だったが単語は専用の単語帳とiKnow!というアプリで勉強していた。 QはMagooshのGRE対策パッケージで問題を解きOfficial Guideの過去問を少し解いたくらい。 

 

【Essay & interview】

Q. 上述のカウンセラーに決めた理由、及び当該カウンセラーに対する感想を教えてください 

 評判の良いMatthewにお願いした。個別に連絡を取ったが、Essayのスピーディーな添削やアドバイス、interviewに関しても的確に指摘してくれたおかげですごく助かった。リーズナブルな価格で大満足でお勧めできる。奈良在住なので合格後二人で飲みに行った。  

Q. エッセイについて、準備方法、苦労した点、工夫した点などを教えてください

 自分の経歴を振り返り具体的なエピソードを絡めてアピールポイントを出せたので特に苦労はなかった。 

 

Q. 推薦状について、準備方法、苦労した点、工夫した点などを教えてください。

 日本での前職の上司、ボランティア時代の上司にお願いした。日本語である程度の構成を伝え、そこに上司の視点を加えて記載してもらいMatthewに英語翻訳してもらった。 

 

Q. インタビューについて、準備方法、苦労した点、工夫した点などを教えてください。

 Matthewと数回練習して臨んだので問題なかった。本番でも雑談を交えた驚くほど和やかな面接で終わった。 

 

Q. エッセー及びインタビューを通じて、自己PRとして、どのような内容をアピールしましたか。

 今までのキャリアを振り返った上でなぜ今MBAでESADEなのかを述べ、在学中に何を学びたいかや卒業後の自分のキャリアの展望を語った。 

 

【学校選択】

Q. 受験校はどのように選択しましたか。

 1.5年、欧州(特にスペイン)で考えていたのでESADE一択だったがManchesterも考えていた。

  

Q. 進学校の決め手は何でしたか。

 スペイン、Flexibility、Diversity 

 

【その他】

Q. キャンパスビジットを行った場合、実施時期や内容について教えてください。(ビジット実施校、実施時期、実施内容、訪問した人、選考においてどのような効果があったか、など)

 ESADEへのビジットはしませんでした

 

Q. 奨学金に応募をした場合、奨学金の内容や応募方法などについて教えてください。

 応募しませんでした

 

【Advice and Messages】

Q. 失敗談や後悔していること、もっと早く知っておきたかったことなど、今後受験する方々へのアドバイスがあれば教えてください。

 エクアドルにいたため受験に向けては友人から受験のやり方を聞く程度しか情報がなかった。短期間でスコアを出すのが難しかったので事前に英語力をもっと重点的に伸ばしていれば苦労しなかったのかなと思う。 

 

 

【一言メッセージ】

外国にいたことで情報や勉強のやり方が限られましたが、求められているスコアを取ることができなくても他で挽回できる可能性はあります。短期間での準備は大変で一時はもう無理かもしれないと思って追い込まれましたが、なんとか最短で合格でき諦めなくて良かったと思っています。少しでも興味がある方は是非MBA受験を検討してみてはいかがでしょうか。