【Background】

  • ニックネーム:K.T(女性・31歳)
  • 留学区分:私費
  • 前職:Risk Analyst
  • 最終学歴:私立大学文系(GPA:3.7)
  • 海外経験:2016/12~2020/9 ロンドン在住。うち2017/11~2020/9は現地就労
  • 出願スコア:GRE313点(V:146 Q:167)* GMAT630点相当   TOEFL:無

 

【目次】

1: Introduction

2: Why MBA?

3: Preparation for MBA application

4: スコアメイク

5: Essay & interview

6: 学校選択

7: その他

8: Advice and Messages

9: 一言メッセージ

 

【Introduction】

Q. バックグラウンドや職務経験などについて、教えてください。

 新卒で日系銀行に入社、6年間法人営業を経験した後、結婚等を機に退職、ロンドンへ渡航。ロンドンの英系コンサルティングファームにてAssistant Tax Advisorとして勤務。その後日系商社の英国現地法人に転職、Risk Analyst(取引先与信判断、投資先収益性分析他)として2年間勤務。

 

【Why MBA?】

Q. なぜ、MBAに行こうと思ったのですか。(そのきっかけや理由を教えてください。)

 夫がバルセロナの大学にMBA留学が決まったことが契機。Open Campusや受験プロセスを一緒になって経験する中で、自身もMBA受験を本格的に検討するようになった。

 

Q. 留学の目的や活動予定について教えてください。

 自身の今後のキャリアについて今一度立ち止まって考える機会にしたい。また、Women in Business Clubに所属し、Networkを構築したい。

 

Q. 留学後のビジョンを教えてください。 

 未定。(現時点ではFinance業界を中心に検討)

 

【Preparation for MBA application】

【Preparation for MBA application】

 2020/2 家族の受験プロセスの中で他大学のOpen Campusに参加、MBA受験を選択肢の1つとして考え始める。同時に、 GREの単語習得、Magooshでの緩い勉強を始める。(受験するならGREと元々決めていたため)

   2020/6 バルセロナへの引越しが決定。ESADEが7月末まで出願期限を延長していることを知り、受験を決意。

-        Essay : Lauren にサポートを依頼。

-        Test Score: 6月末にGREを受験、初めて且つ自宅での受験(Covidでテストセンターが閉まっていた為)に戸惑い、V: 151 / Q: 160に終わる。

   2020/7 超特急でEssayを仕上げ、1回目のTest Scoreを用いてとりあえず出願。出願から1週間後位に面接の連絡をもらい、数日後に電話(面接相手のインターネット接続状況が悪く、Skypeを断念して電話での面談。。。)で面談。

同時に2回目のGRE受験、Verbalは点が下がるもトータルで GMAT630点相当を何とか獲得、スコアアップデート。

 

数日後に合格の連絡を受領。

 

Q. 大学院や受験方法についての情報収集はどのようにして行いましたか。(Info session, OB/OG訪問、Campus Visitなど)

  Covidのためキャンパスビジットできず。Skypeで卒業生に話を聞いて情報収集。 

 

Q. MBA受験準備にかかった費用について、教えてください。

 GRE受験費用、Magoosh(GRE対策)、 iKnow!(単語アプリ)、カウンセラー。

カウンセラー代を抑えられたので、合計10 万程度で済んだと思います。ただ、家族の受験プロセスを1年間見ていたからこそ、効率的に対策出来たと思っています。

 

Q. MBA留学にあたって、必要費用(受験費用や、進学後の授業料・生活費等)はどのようにして調達しましたか。

  貯金他

 

【スコアメイク】

Q. 予備校はどこを利用しましたか?

 無

 

Q. カウンセラーはどこを利用しましたか?

   Lauren Unik

 

 

Q. TOEFL/IELTSについて、準備方法、苦労した点、工夫した点などを教えてください。 (科目別(R/L/S/W)の勉強法、使用した塾や教材に対する感想、受験履歴など)

【TOEFL】

ロンドンでの就労経験により、TOEFL不要でした。

 

【GRE】

受験を決める前から、常に単語はiKnow!というアプリで毎朝勉強していました。MagooshのGRE対策パッケージで問題を解いていましたが、実際の出題とは若干傾向が異なる気がしたので、後半はOfficial Guideと単語の習得に集中していました。

 

【Essay & interview】

Q. 上述のカウンセラーに決めた理由、及び当該カウンセラーに対する感想を教えてください 

 家族の受験プロセスを見ていた影響で元々エッセイのイメージは持っていたため、ネタ出しというより添削をしてくれるカウンセラーを探しており、合格体験記など読む中で決めました。スピーディーに添削&エッセイの内容が相応しいかのチェックをして欲しいという観点では、大変リーズナブルでしたし、個人的には満足しています。(Responseの早さについては、恐らく繁忙期か否かでだいぶ差がありそうです)また、女性ならではの苦労など、エッセイで私が表現したいことをよく理解した上でより良い表現に修正してくれたりと、とても助かりました。

 

Q. エッセイについて、準備方法、苦労した点、工夫した点などを教えてください。

  ESADEは5-6つのエッセイを書かねばなりませんでしたが、エピソードがなるべく分散するように工夫しました。(Work / Academic、どの会社に勤務していたときのエピソードかなど) 

 

Q. 推薦状について、準備方法、苦労した点、工夫した点などを教えてください。

 最終勤務先の上司、及び日本での勤務先の上司にお願いしました。字数がかなり限定的でしたので、その中で表現したいことを記載してもらうのに苦労しました。 

 

Q. インタビューについて、準備方法、苦労した点、工夫した点などを教えてください。

 出願からインタビューまであまり時間がなかった上、(相手の顔が見えない)電話面接で不安でしたが、当日は相手がしっかり自分の発言を理解しているかを確認しながら進めたことで、Conversationalで終始和やかな面接となりました。 

 

Q. エッセー及びインタビューを通じて、自己PRとして、どのような内容をアピールしましたか。

 何故今なのか、何故ESADEなのか、在学中に何を得たいのかを明確に、且つ自分のバックグラウンドやゴールに絡めた上で強調しました。 

 

【学校選択】

Q. 受験校はどのように選択しましたか。

 バルセロナに引っ越すことが決まっていた上、出願期限の関係で、ESADEしか受験しませんでした。 

 

Q. 進学校の決め手は何でしたか。 

 Flexibility、少人数、Women in Business Club、Teamwork 

 

【その他】

Q. キャンパスビジットを行った場合、実施時期や内容について教えてください。(ビジット実施校、実施時期、実施内容、訪問した人、選考においてどのような効果があったか、など)

 実施せず。

 

 

Q. 奨学金に応募をした場合、奨学金の内容や応募方法などについて教えてください。

  なし

 

【Advice and Messages】

Q. 失敗談や後悔していること、もっと早く知っておきたかったことなど、今後受験する方々へのアドバイスがあれば教えてください。

 イギリスからの受験だったため、(日本からの受験生との交流がなく)、得られる情報が限定的でした。もっと事前に対策を始めていて、色々な繋がりを構築していれば、より効率的に出願、インタビュー対策ができたのかなと思います。 

 

【一言メッセージ】

 私が受験を本格的に決意した時は、既に出願期限まで時間が限られていたこともあり、来年の出願にした方が良いのではと言われたこともありましたし、私自身も心のどこかで無謀なのではと思っていました。

実際に、短期間での準備は想像以上に大変ではありましたが、間も無くクラスが本格的に始まろうとしている今、当時諦めなくて本当に良かったと思っていますし、私のように期限間近に出願して合格したクラスメイトは少なくありません。

少しでも興味がある方、またご家族が海外留学を検討されている中でご自身の今後のキャリアを悩まれている方など、是非選択肢の1つとしてMBA受験を考えてみることをお勧めいたします。