Core Classes

1年目のPre-TermおよびTerm-1はほぼ必修科目です。Term-2およびTerm-3になると選択科目が入ってきます。ここでは各コア科目の詳細(および在校生・卒業生の感想)を紹介します。

(ご注意)

∗科目名、科目内容および担当教授などは年によって変更する可能性があります。本HPの内容は2013-2014年のものです。ご注意ください。

∗ESADE の必修科目に関する最新情報は ESADE 公式サイト でご確認 ください。

 

【Pre-Term】 1年次の9月

Accounting I

・授業の形式:レクチャー中心

・評価方法:グループの課題、期末テスト

・授業の内容:

ビジネスの言語である財務会計を基礎から学ぶ授業です。財務3表(BS,PL,CF)について基本的なコンセプトを集中的に学びます。毎回の授業ではグループで提出する課題が与えられ、手を動かしながら0から財務3表を作成できるようになることを目指しています。

Economics

・授業の形式:レクチャー

・授業の内容:

レクチャーを中心に基礎的なマクロ経済学を学びます。Term 1期末のプロジェクトに必要となるGDP、インフレーション、経常収支会計、などマクロ経済指標について中心的に学びます。(Term-1に継続)

Statistics

・授業の形式:レクチャー : ケース= 7:3 程度

・評価方法:アサインメント、期末テスト

・授業の内容:

ファイナンス、オペレーションなどの理論の理解に必要な基礎的な統計学を学びます。Class of 2015では初学者でも問題がないよう、入学前のE-learningコースも提供されます。

LEAD (Leadership Assessment and Development Programme)

これまでのキャリアについてふり返り、各人のリーダシップやチームでの貢献スタイルについて考えるプログラムです。将来なりたい自分と現状の自分を知り、そのギャップを埋めるにはどのようなことが必要かを考えます。授業では、自分に対する自己評価と同僚や友人、上司からの360度評価を通じて、主観的かつ客観的な自己分析を行います。また、コーチとの1対1のセッションを通じて、自分の興味・能力・価値観・リーダーシップに対する知見を評価することで、卒業後のキャリア構築について考えます。コースの最後にはアクションプランを作成します。

(Pre-TermからTerm2前半にかけて実施されます)

【Term-1】 1年次の10月から12月

Accounting II

・授業の形式:レクチャー中心

・評価方法:グループの課題、期末テスト

・授業の内容:

財務会計と管理会計に分かれ、会計がどのように意思決定のためにビジネスで使われているのかを学びます。財務会計では財務諸表を構成する各要素をより深く扱っていき、管理会計では経営者による内部的な意思決定に有用な会計データの作り方や扱い方を学びます。Accounting Ⅰと同様、毎回の授業ではグループで提出する課題が与えられます。

Economics

・授業の形式:レクチャー

・評価方法:プロジェクト、期末テスト

・授業の内容:

Pre-Termに引き続き、マクロ経済学について学習します。金融財政政策、リーマンショックのメカニズム、Greece Debt CrisisなどPre-Termの応用編という位置付けです。日本のアベノミクスがテーマの回もありました。期末のプロジェクトでは、各グループで1つの国のマクロ経済レポートを作成し、プレゼンテーションを行います。

Finance I

・授業の形式:レクチャー

・評価方法:プロジェクト、期末テスト

・授業の内容:

Accounting Iで学習した内容を前提として、企業の財務分析に関する各種指標の定義や、収益性分析・リスク分析等の方法について学びます。期末のプロジェクトではグループごとに1つの企業の財務分析を行い、その企業に投資するべきか否かについてレポートを作成し、プレゼンテーションを行います。

Marketing

授業の形式:レクチャーとケースに関するディスカッション

評価方法:グループによるレポート(毎週)、個人レポート(最終)

授業の内容:

授業の前半は様々な業種のケースを用いたディスカッション、後半はその内容を復習、理論を確認する形で、マーケットセグメンテーション、ポジショニング、ブランドマネジメントなどのマーケティングの基礎概念について学びます。ディスカッションでの評価が重視されるため、活発な議論が交わされます。

【Term-2】 1年次の1月から3月中旬

Finance II

・授業の形式:レクチャー

・評価方法:レポート(隔週)、プロジェクト、中間・期末テスト

・授業の内容:

企業価値の評価(Valuation)について学びます。期末のプロジェクトでは、グループごとに割り当てられた企業について企業価値を評価し、その企業の株主に対する投資アドバイスをレポートにまとめ、プレゼンテーションを実施します。

Operations I

・授業の形式:レクチャーとケースに関するディスカッション

・評価方法:シミュレーション、プロジェクト、期末テスト

・授業の内容:

理論とケースをバランスよく用いて、リードタイム、スループットなどの基礎的なコンセプトから総合品質管理・トヨタ生産方式などの応用まで幅広く学びます。シミュレーションやケースを用いた期末のプロジェクトなど特徴的な課題もあって、実際に手を動かしながら学ぶことができます。

Strategy I

・授業の形式:ケースに関するディスカッションがメイン

・評価方法:授業でのプレゼンテーション、期末テスト

・授業の内容:

ファイブフォース分析、リソース・ベースト・ビュー、コア・コンピタンス 、ゲーム理論、ブルーオーシャン戦略など基本的な戦略について学びます。毎回の予習として、事前に論文やケースを読み、戦略に落とし込みながらケースの質問に対する回答を作成します。授業は予習した内容を元に議論していきます。

Global Context of Management

・授業の形式:

 (前半)講義およびゲストスピーカーによる講演

 (後半)少人数グループでのプレゼンテーションおよびディスカッション

・評価方法:個人レポート(毎週)、グループでのプレゼンテーション(2回)

・授業の内容:

この授業では、企業が普段見落としがちな非マーケット要素(環境・人権団体・NGO・Sustainability・CSR・企業と政府の関係・多文化主義など)を軸に、企業が社会に与えるポジティブな影響とネガティブな影響について学んでいきます。

Organizational Behaviour & Leadership

・授業の形式:レクチャー、アクティビティ

・評価方法:レポート(隔週)、期末テスト

・授業の内容:

レクチャーでは、ケースを用いながら、組織と個人の関わり・チームマネジメント・コンフリクトマネジメント・リーダーシップといったテーマを扱います。組織論やリーダーシップに関する多くのフレームワークが紹介され、レクチャーのテーマに関連したさまざまなアクティビティも行われます。

【Term-3】 1年次の3月中旬から5月

Strategy II

・授業の形式:

 (前半)グループによるプレゼンテーション、およびディスカッション

 (後半)ケースディスカッション

・評価方法:グループレポート(毎週)、プレゼンテーション、期末テスト

・授業の内容:

コーポレートストラテジーに関して、ケースを通じて学びます。具体的には、M&A、他国への進出、ストラテジックアライアンス、ベンチャーキャピタルなどのテーマを扱います。事前にケースおよびサイドリーディングを通じてフレームワークに関する理解し、授業ではケースの内容に関してディスカッションします。また、今年はゲストスピーカーとしてStarbucksのinternational strategy directorの方が来校されました。

Operations II

・授業の形式:レクチャーとケースに関するディスカッション

・評価方法:グループレポート(毎週)、期末テスト

・授業の内容:

前半数回のサプライチェーンマネジメント(SCM)のパートと、後半数回のイノベーションのパートに分かれます。前半のSCMのパートでは、ストラテジーの実行および意思決定のためにサプライチェーンをどうデザインするかについて学びます。後半のイノベーションのパートでは人間中心アプローチの基本的な手法について学びます。どちらも授業前にケースを読み、グループで宿題に答え、授業ではそれらを元に議論が進みます。

Global Marketing

・授業の形式:ケースを用いたレクチャーとディスカッション

・評価方法:グループ課題としてプレゼンスライドの作成(毎週)、期末テスト

・授業の内容:

マーケティング戦略のうち、企業の海外展開の際の戦略にフォーカスして授業が進みます。2013年度(Class of 2015)の授業では、ケースの半数はグローバル企業の他国進出戦略について、もう半数はスペイン企業の海外進出について扱いました。ランダムに指名された複数のグループが課題のプレゼンテーションを行い、クラスで議論しながら授業が進みます。

Entrepreneurship

・授業の形式:ケースディスカッション、レクチャー、ゲストスピーカーによる講演

・評価方法:グループでのケースレポート、プロジェクトレポート(ともに数回ずつ)

・授業の内容:

チームごとにビジネスプランを考えます。コースの序盤ではチーム内でいくつかのビジネスプランを検討します。その後、レクチャーやケースディスカッション、ゲストスピーカーの講演を通じて、ビジネスプランの作成・実行にあたって押さえておくべきポイントを学習します。また、最後の授業でグループごとにビジネスプランのプレゼンテーションを実施します。これらの一連の流れから、ビジネスプラン作成に必要となる各種スキルを学んでいきます。

Management Information Systems

・授業の形式:レクチャーとケースに関するディスカッション

・評価方法:グループレポート(隔週)、期末テスト

・授業の内容:

企業の経営において利用される情報システムについて学びます。具体的には、データベース、ERP・CRMなどのシステム、クラウドコンピューティングといったテーマを扱います。事前にケースを読み込んでおき、授業ではそれらについての解説およびディスカッションを行います。

Organizational Change

・授業の形式:組織改革シミュレーションとそれに関するディスカッション

・評価方法:シミュレーションのスコア

・授業の内容:

組織の改革をどのように行うかについて、シミュレーションソフトを使って学びます。事前に関連する資料を読み込んでおき、それらに基づいてグループでシミュレーションを進めます。組織改革の際にどういったアクションをどういった順番で実施するか、グループで議論しながらシミュレーションしていきます。

Strategic Business Simulation

・授業の形式:チームディスカッション、レクチャー、プレゼンテーション

・評価方法:仮想会社の業績、模擬株主向けプレゼンテ—ション

・授業の内容:

他の科目と異なり、1週間まるごと午前・午後に渡って授業が開催されます。まず、1年生全員が6〜7人ごとのチーム(仮想の会社)に振り分けられ、各チームメンバーはこの仮想の会社の経営陣として運営します。半日がシミュレーション上の四半期となり、各グループは半日ごとに会社としてどういうアクションを取るかを意思決定して行きます。

具体的には、業績を伸ばすために以下の3つを半日単位で繰り返します。

1) 情報分析(例:最新の市場の状況の載った冊子、財務諸表、など)

2) 他の会社との交渉(アライアンス、経営統合など)

3) 意思決定(※意思決定の結果はシステムで自動計算されます。)

経営状況が刻々と変わる中で、学生は、これまで学んだ知識を活用して、経営判断のプロセスを学習します。またコースの最後に株主に扮した教授陣・学生に対して、経営状況をプレゼンテーションします。