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Action Learning Consulting Project(Class of 2017)

ALCP(Action Learning Consulting Project)とは、実際のスペインの企業から経営課題を受け、それに対して会社の方と議論し、コンサルティングサービスを提供していくという、まさにReal World Challengesを謳っているESADEならではの授業となっております。

 

私はロシア人・ドイツ人・インド人とグループを組み、フランスに本社があり、スペインに海外ブランチがあるヘルスケアの会社に対してコンサルティングを実施しました。彼等の経営課題は、「デジタルマーケティングを有効に行う為にはどのようにすれば良いのか」というものでした。

 

プロジェクトの進め方としては、クライアントの方と週1回のペースで定例会を開き、進捗報告や方向性の確認を行い、それ以外の日は毎日グループメンバーの家やキャンパスのMeeting Roomで朝から晩までアイディアだしの議論、市場分析・調査、定例会・最終報告に向けてのPPTの作成等をしていました。

 

ALCPのオフィシャルな履修期間は2週間ですが、我々のグループは最終的に1か月+αおこなっており、最終報告が終わった後も続けて欲しいとのお言葉を僭越ながら頂戴しました。他のメンバーの予定が合わず、続けることは断念してしまいましたが。

 

このプロジェクトを取って良かったと思えることは、やはり実際の企業の方とのやり取りなので、先方も真剣に臨んできますし、こちらもそれに応えようと必死になれる事です。また、私自身はコンサルティングの経験が無かったため、他業界の仕事もできたのは非常に学びが多かったと感じております。

 

また、関わるプロジェクトやメンバーに関しましては、基本的にご自身で決めることになります。履修期間開始前に、企業リストとともに、当該企業の経営課題が配られてきますので、プロジェクトメンバーを探したのちに、どのプロジェクトに臨むかを決めるような流れとなります。

 

ALCPの履修のタイミングは年によって異なり、15ヶ月・18ヶ月コースを考えている方は基本的には大丈夫とは存じますが、大学側にご確認下さい。

 

D.Y. (27歳・私費・男性 Class of 2017)