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2013年Dublin Trekの体験談(Class of 2014)

2013年は2月13日~16日の日程で約30人の学生と共にダブリンを訪問しました。訪問先はGoogle、Facebook、LinkedIn、Oracle、Salesforce.comでした。各オフィスにて、人事担当者やManagerクラスの社員からプレゼンテーションを聞いたり、議論したりする機会を得ました。

 

Googleでは、実際のビジネスで直面しているマーケティング課題が学生に提示され、一時間程度でその課題に対する解決策を提案するという活動をしました。Googleのビジネスに対する理解が深まったことはもちろん、MBAで学んだ知識を用いて実際のビジネス課題を解くことで、普段の学習の理解を深めることができました。また、ダブリンオフィスにはESADEの卒業生も勤務しており、会話する機会を得ました。

 

LinkedInでは、学生が就職活動をする上で有効なLinkedInプロファイルの書き方についても解説があり、とても興味深いプレゼンテーションになりました。例えば、無数の候補者の中から自分のプロファイルにアクセスされるため、Position Titleにユニークなキーワードを入れること等のTipsが説明されました。

 

企業訪問に止まらず、学生同士で観光し、交流を深める時間もとれました。今回はTemple Bar、St. Patrick’s Cathedral、Trinity Collegeを訪れることができました。学生同士でレンタカーをしてThe Cliffs of Moherという名所を訪問する人もいました。

 

実際にダブリンを訪れてみると、欧州におけるこの都市の重要性を肌で感じることができます。日本でビジネスをしているとアイルランドの情勢を耳にすることは多くないため、新たな発見になりました。また、大都市ではありませんが、よく整備された住みやすい街であることも分かりました。

 

また、学生が企画する研修旅行という点も興味深い点の一つでした。日本では旅程がきちんと組まれ、それに従うのが常識ですが、他国の学生が企画すると、幾分おおらかな流れになります。学生同士で相部屋をして宿泊するのも良い体験になりました。

 

最後に、継続して企業訪問ができるということは、その企業からのESADEに対する期待が高いことの表れだと思います。ESADEのブランドを利用して、自らの興味や関心を追求する機会が得られるのはESADEの良い点だと思います。