就職活動(インターン)

  

35歳・私費・男性 Class of 2018

 

1年目が終了するタイミングで、これまでの就職活動について振り返ってみたいと思います。なお、2017年5月時点の執筆ですので、まだこれからインターンを実施する段階であり、フルタイムに関する情報は含んでおりません。

 

ボストンキャリアフォーラム (BCF) について

多くの日本人MBA生はボストンキャリアフォーラムに参加しますが、私は参加しませんでした。志望企業、特に戦略コンサルティングファームがBCFではインターンの選考を行わないことから、授業を休んでそれなりのコストをかけて参加する価値が見出せなかったからです。ただし、BCFで最終選考を行う会社もありますので、個人の判断次第だと思います。

 

BCF参加企業へのエントリーは8月くらいにはオープンしますので、9月に授業が始まると同時に、エントリーシートや現地での最終面接に臨むためのSkype面接が入ってきます。CVなどは、授業が始まる前にある程度準備をしておくと負荷が少なくなると思います。

 

なお、BCF期間中はボストンのホテルが満室になり、値段も高騰します。キャンセルできるホテルを事前予約しておくことを強くお勧めします。みんな5,6月くらいから予約を開始しています。

 

CVやカバーレターの準備について

基本的にMBA受験のときに使用したものをベースに、ESADEフォーマットに落とし込むところから始めました。CVやカバーレターはキャリアサービスに頼めば添削してくれます。特にコンサルティングファームやMBA採用に積極的な会社 (Amazon, J&Jなど) に関してはノウハウが蓄積されていると思いますので、積極活用しない手はないです。

 

会社探しについて

せっかくならMBAの経験をキャリアに活かしたいと考えましたので、BCFにエントリーしている企業(MBA採用を行なっているところが多い)はチェックしました。コンサルティングファームや金融も積極的です。ただ、MBA採用にこだわりすぎると圧倒的に数が少ないので、日本の人材紹介会社にコンタクトを取り、自分の志望を伝えて様々な会社を紹介してもらいました。自分が全く知らなかったような会社も含まれており、非常に有意義であったと思います。なお、自分は日本を含むアジアでの就職を目指しているため、会社探しという点でESADEのキャリアサービスは使っていません。キャリアサービスが紹介してくれる企業はやはりヨーロッパがメインです。

 

コンサルティングファームの選考過程について

インターンの採用を行なっているコンサルティングファームはひととおり受験しました。最終的に1社からインターンの機会をいただくことができましたが、書類落ちもいくつかありました。同級生が書類通過で自分が書類落ち、またその逆もありましたので、基本的には過去の職歴勝負なのではないかと思います。その点で、CVをうまくカスタマイズする必要性を高く感じました。

 

書類が通過した企業は、現地バルセロナでの面接と、Skype面接がありました。バルセロナは、IESEと合わせてMBA生が多いため、訪問してくれる会社が多いです (ロンドンとバルセロナ訪問というパターン)。受験した企業では、ほぼ全ての会社でケース面接でした。最初、特に年内は苦労しましたが、書籍を活用し友人と練習をすることで徐々に慣れていきました。また、1月からのTerm 2でマーケティングとコーポレートストラテジーの授業が始まりますので、そこでの学びがケース面接では役に立ったと感じています。特に自分のバックグラウンドがシステムエンジニアであり、そのあたりの基本知識が皆無であったからです。一口にケース面接といっても、フェルミ推定などの口頭での短い質問から、数枚のグラフを参照して戦略を検討するものなど様々です。フェルミ推定はある程度訓練することで対策が可能だと思いますが、戦略検討は対策が難しいと感じました。授業での学び、特にチームアサインメントでチームメイトと議論していたことをうまく応用することで乗り切りました。

 

 

 

インターンの期間

ESADEは6月中旬に1年目が終了します。そこから12/15/18ヶ月、さらにExchangeにいくかどうかで夏休みの期間が大きく変わってきます。12, 15ヶ月で卒業する場合は6,7,9月のintensive electiveで単位数を稼ぐ必要がありますし、Exchangeにいく場合はExchange先のスケジュールが絡んできます。自分は18ヶ月ですが、Exchange先が9月から授業が始まるため、インターンは1社のみで実施します。18ヶ月でExchangeにも行かない場合は、9月いっぱいまで夏休みがありますので2, 3社でインターンをすることも可能だと思います。

 

 

就職活動(インターン・フルタイム)

 

 

D.Y (27歳・私費・男性 Class of 2017)

 

 

日本人MBA生の多くは毎年11月中下旬にアメリカのボストンで行われる、ボストンキャリアフォーラム(以下、BCF)にてインターンを獲得するような形となります。ただし、戦略系コンサルティング会社の多くは年明けから採用を開始するようなスケジュールとなっております。バルセロナは欧州の中でも日本人MBA生が多いという理由もあり、企業の方が赴いて説明会を開いてくれる機会が非常に多く、その機会でフルタイム・インターンを獲得する学生も中にはおり、また、特に欧州のMBA生は直接企業のホームページからインターンの応募をするなどして獲得するなど、BCFに行かなくともインターンを獲得している人もおります。

 

私の場合、BCFには行きましたが戦略系コンサルティング会社志望であったため年明けにインターンシップを貰いました。戦略系コンサル会社は日本オフィスを含め国を問わず【ケース面接】を行うため、戦略系コンサル会社志望の他の日本人や外国人学生達とケース面接対策をよくしておりました。

 

フルタイムに関しては、主にインターンシップからフルタイムに繋げる方法や、インターンシップを経ずにBCF等でフルタイムを貰う方法、中途採用で獲得する方法があります。私は選択肢を広げたいということもあり、特にMBA採用をしていない企業に対しても、自分の興味がある企業に対してはアプローチをかけて話を聞くなどしております。また、MBA採用は新卒採用と異なり、仮にインターンシップの採用過程で落とされることがあっても、落選理由や面接のフィードバックを面接時に聞けば教えてくれる企業もあるため、それをまとめてフルタイムの面接に活かそうと考えております。  

 

就職活動(ESADEのキャリアサポート)

 

 

A.O(29歳・私費・男性 Class of 2017)

 

 

日本人学生は基本的には就職イベント(ボストンキャリアフォーラムなど)への参加やMBA採用を定期的に行っている会社(コンサル・外資金融・外資製薬など)にコンタクトを取り応募するなどして就職活動を行います。また、一部日系企業も学校の就職課に直接コンタクトを取り面談などを企業側からアレンジする場合もございます。日本人学生はESADEの外国人生徒と少し(?)違うアプローチを取っているケースが多いかと思います。そういう背景もあり、ESADEの就職課を積極利用している日本人学生は割合少ないと感じております。

 

私は逆にヨーロッパでの就職も視野に入れているため、ESADEの就職課を積極的に使用しております。日本での就職活動は他の方に譲るとしてここでは、ESADEの就職課の活動やヨーロッパでの就職活動について述べたいと思います。

 

まず、学校が始まって1-2カ月後にESADE校内で合同企業説明会が開催されます。それに向け就職課がヨーロッパでの就職活動について講義を開いてくれます。内容としては、自分にあった会社選びの方法、カバーレター・レジュメの書き方、エレベーターピッチ(自分を一分で売り込むセールストークの練習)、面接、ケース面接対策(Quick math、回答方法)、効果的なケースコンペティションの勝ち方など一通り指南してもらえます。参加は自由で全部出ることも可能ですし必要ないと思ったものは出なくても問題ありません。

 

これとは別に、個人レベルでサポートや相談に乗ってくれます。私の場合は、インターン獲得のために、レジュメとカバーレターを何度かチェックしてもらいました。就職課のサポートは意外に手厚く、12月末のクリスマス直前に、締め切りが近かったインターン応募用のカバーレターを急遽見てくれ助けてもらったこともございます。

 

私の留学カウンセラーから聞いた話では、ESADEは生徒数に対して就職課の人数が多く手厚いサポートが受けられるとの事でした。現に、ESADEFT rankingでのGeographical mobilityはトップレベルで、こういうサポートが活きているのではないのでしょうか。自分の専門性を活かしつつ海外就職を視野に入れている方であれば、ESADEは非常に良い選択であると思います。